じょうせんじ 淨專寺
- 施設所在地
- 新潟県新潟市西蒲区石瀬3743
- 最寄り駅
- 弥彦駅
- 施設種別
- 寺院
- 宗旨宗派
- 浄土真宗
新潟市西蒲区石瀬にある真宗大谷派の寺院。慶長年代(1596〜1614)、堀川庄兵衛と一族が信州水内郡から石瀬に移住し、寺を創建したとされます。
石瀬は1815(文化12)年に与板藩領となり、寺院のある土地が与板城築城の予定地となったため、1816(同13)年に現在地に移されました。
本堂や鐘楼、一切経蔵、庫裏書院、庭園などの移築、新築が行われ、1818(文政元)年に完成しました。
淨專寺の庫裏書院南庭は1816(文化13)年、寺院の移築時に造園された枯山水庭園。1990(平成2)年に新潟県の文化財に指定されました。
作者は通称「ねこ」と呼ばれた三条の美石という庭師とされています。京都室町文化の影響が見られ、石組みにはこの土地の自然石が使われています。
淨專寺には親鸞聖人の形見の御木像が安置されています。
親鸞聖人は1207(承元元)年に越後の国府(現上越市)へ配流され、越後に滞在していた間に彌彦神社へ参詣したとされています。
その際に滞在した林部家の者が、後に形見として親鸞聖人に彫っていただいた御木像がありました。
御木像は「聖人清水」に安置されていましたが、明治の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で破壊されようとする前に、林部家により淨專寺に移されました。
その後、傷みの激しかった御木像は、2005(平成17)年に京都の大仏師、松本明慶氏により修復されました。
タイプ | 特徴 | 価格 |
---|---|---|
未定 | ||
未定 |